千葉県の重要文化財一覧


眼蔵寺

眼蔵寺

所在地 千葉県長生郡長柄町長柄山 414
歴史 眼蔵寺(げんぞうじ)は、千葉県長生郡長柄町長柄山にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は長柄山。
長和2年(1013年)の開基で、はじめ鳴滝寺と称したが、建久3年(1192年)源頼朝が胎蔵界曼荼羅を奉納し胎蔵寺と改め、近世中期から眼蔵時と称するようになった。
元々は真言律宗であったが、正応2年(1289年)象外禅鑑(妙覚禅師)によって中興せられ臨済宗に改宗し、七堂伽藍を配し諸山に列し上総国の利生塔が置かれた。上総屈指の名刹であり近世には幕府より御朱印20石を与えられていた。
その後、衰退し現在は無住の寺となっているが、利生塔跡は「塔根」と呼ばれ、上総守護や関東管領を歴任した上杉朝宗の墓も残されている。
重要文化財(国指定) 寺の梵鐘は、弘長4年(1264年)在銘の千葉県最古の古鐘で、当時近郊に在住の鋳工広階重永の作品、、高さ91cm、径62.1cm、池の間 30.6cmX37.5cm 、池の間の乳を廃してその各中央の蓮花座上に月輪を現わし胎蔵界四仏の種子を彫刻した無乳の鐘で重要文化財である。ちなみに無乳の鐘は、この眼蔵寺境内より大正6年(1917年)に発見された明徳3年(1392年)銘のものと、山梨県甲州市(旧塩山市)の向獄寺の梵鐘(現在東京国立博物館に所蔵されている)を含め、現存しているのは3例のみである。
また、本尊の釈迦如来は、千葉県指定有形文化財(木造釈迦如来及び迦葉阿難像)である。


重要文化財とは?
重要文化財(じゅうようぶんかざい)は、日本に所在する建造物、美術工芸品等の有形文化財のうち、文化史的・学術的に特に重要なものとして文化財保護法に基づき国(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。重文(じゅうぶん)と略称されることが多い。

今回このサイトでは千葉県にある国指定の重要文化財について取り上げたいと思う。
国宝と重要文化財の違いは?
重要文化財のうち、製作が特に優れたもの、歴史上特に意義の深いものなど、学術的に価値の特に高いものが国宝に指定される。法的には国宝も重要文化財の一種である。

なお、1950年(昭和25年)の文化財保護法施行以前の旧制度下では、現在の「重要文化財」に相当するものがすべて「国宝」と称されていたので、混同しないよう注意を要する。

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