千葉県の重要文化財一覧


妙楽寺 (睦沢町)

妙楽寺 (睦沢町)

所在地 千葉県長生郡睦沢町妙楽寺500
歴史 嘉祥年間(848年〜850年)に天台宗を広めた慈覚大師が創建し、修験霊場として東国仏教文化の拠点となった古刹で、荘厳なる藤原文化と歴史の重さを感じさせる古仏像を所蔵している。
本尊の木造大日如来座像は平安後期の秀作で、カヤ材の一木造とされ重要文化財である。座高が2.8mあり千葉県内の古彫刻坐像としては最も大きく、東日本においても格別の大きさと荘厳さを誇る。全体的にふくよかで、太い腕や厚い胸、黒漆の堂々たる重量感には東国武士に好まれた力強さが色濃く、流麗な衣は平安時代後期の中央様式の特徴を残している。
本堂には、本尊の木造大日如来座像のほか、木造不動明王立像1体と木造毘沙門天立像2体の、千葉県の有形文化財に指定されている3体の仏像も安置されている。
加えて、妙楽寺周辺の森林は「妙楽寺の森」として千葉県の天然記念物に指定され、クスノキなどが混生するスダジイの極相林には多くのシダ類も見られる。また、さまざまな鳥類や昆虫類も生息しており、特筆すべきものとしてはヒメハルゼミがあげられる。


重要文化財とは?
重要文化財(じゅうようぶんかざい)は、日本に所在する建造物、美術工芸品等の有形文化財のうち、文化史的・学術的に特に重要なものとして文化財保護法に基づき国(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。重文(じゅうぶん)と略称されることが多い。

今回このサイトでは千葉県にある国指定の重要文化財について取り上げたいと思う。
国宝と重要文化財の違いは?
重要文化財のうち、製作が特に優れたもの、歴史上特に意義の深いものなど、学術的に価値の特に高いものが国宝に指定される。法的には国宝も重要文化財の一種である。

なお、1950年(昭和25年)の文化財保護法施行以前の旧制度下では、現在の「重要文化財」に相当するものがすべて「国宝」と称されていたので、混同しないよう注意を要する。

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